サーフボード研究所

【2023年】関西近郊のエリアで楽しむためのオススメのロングボード6選

更新日:2023年3月15日

関西近郊の海を思う存分に満喫できるロングボード6選

関西のメジャーなサーフスポットは夏場は太平洋、冬場は日本海方面、和歌山、伊勢、愛知、四国、日本海のように地域も地形もバラバラに点在しています。そのために一年中すべての季節に対応でき、どのウネリの向きにも対応しています。しかし、ポイントによっては湾奥に位置したりとウネリや風の向きによっては毎日ベストなポイントをチェックしなくてはなりません。

もちろん台風や低気圧の影響により極上の波を体験できることもありますが、年間を通して平均的には波のサイズはヒザ~モモサイズです。
さらに日によっては湘南にも負けないほどの混雑ぶりで、関西でのサーフィン人気の高さを知ることができます。

このような関西サーフィン事情でオススメのボードはやはりロングボードです。

関西で思う存分サーフィンを楽しむことができる、決して後悔しない最強のシングルフィンロングボードをご紹介させていただきます。




ラインナップ

関西のサーフポイントの特徴となぜシングルフィンロングボードがおすすめなのか?

昔から関西には『サーフィンは波に乗ってなんぼや!!』という言葉があるとかないとか。

前述のとおり、関西圏において満足のいく波を当てるにはウネリや風向きを毎日チェックする必要があります。

また年間を通して小波コンディションが多く、せっかく遠出したにもかかわらず思う存分波に乗れないという日もよくあります。しかし、不思議なものでサーフィンはボードを変えるだけで状況を180度変えることができます。

サーフポイントが毎度のように変わり、小波のコンディションが多いとあってはやはり適度な重量と浮力たっぷりのロングボード、特にシングルフィンロングボードがベストマッチで一番信頼できる乗り物です。
エントリー者にありがちなスポンジボードは確かに浮力がありますが、ボードの上に立てたとしてもスポンジ特有の軽さによってボードが波の上でボヨボヨとはねてしまい、ロングライドはおろかサーフィン本来の波のパワーを生かした気持ちの良いスピード感とグライド感を味わうことができません。

また20年ほど前に流行ったサイドフィン付きのロングボードは今や時代遅れとなってしまい、ショートボードがそのまま長く伸びたような反り上がったノーズロッカーと細いボード幅は浮力がなく、ロングボードが持つ本来の特性も味わうことができず、今となっては少数派の代物となってしまいました。

一口にシングルフィンロングボードと言っても様々なモデルがあります。波のコンディションを選ばず楽しめるボードとしては、ロッカーが少なく、幅と厚みがあり、また適度な重量があるものがベストです。

しかし、実際には乗り手の技量や体格、波のコンディションを考えずにボードを売りつけたりするショップもあり、またボードの選択に関心を持たず、浮力や安定感をそぎ落としたボードに乗り続けているサーファーも多く見かけます。そのようなサーフボードに乗っていると波に乗れる数が極端に少なく、テイクオフできてもすぐにスープにつかまり、サーフィンが楽しめません。 乗れる波の本数が少なく、楽しくなければ上達もしません。だから、ボード選びはとても大切です。

下記に紹介するブランドは、サーフィンカルチャーのベースである1960年代を踏襲した伝統的なデザインでありながら、誰でも簡単に乗りやすいボードの条件を十分すぎるほど満たしているボードです。

ぜひ様々なサーフポイントで大切な休日を思う存分ご満喫ください。


ファン

関西圏でサーフィンを楽しむために最適なロングボードブランドとその理由

関西に最適なオススメロングボード 6選とその理由

                                                                                                              
ブランド クリーム デューイウェーバー デューイウェーバー ハーバー サーファビリー シーコングオリジナル
ファットキャット スタイリスト パフォーマー プランティン ジャレッドメル ティップ
モデル ファットキャット スタイリスト パフォーマー プランティン ジャレッドメル ティップ
ボードのタイプ オールマイティ オールマイティ オールマイティ オールマイティ パフォーマンスピッグ オールマイティ
ボトム形状 ベリーロール フラット フラット フラット ノーズコンケーブ~フラット フラット
レール形状 50/50テーパー 60/40ソフトレール 60/40ソフトレール 50/50 アップレール 50/50
ロッカー ほぼフラット ノーズロッカー~フラット ノーズロッカー~フラット イーブン弱め 抑えめ~テールキック 抑えめ
重量 8.5~10.0㎏ 8.5~10.0㎏ 8.5~10.0㎏ 8.5~10.0㎏ 8.0~9.5㎏ 7.0~8.0㎏
価格 ¥314,000~ ¥325,000~ ¥325,000~ ¥303,000~ ¥320,000~ ¥109,000~
体重/
おすすめのボードの長さ
65kg / 9'4ft
70kg / 9'4ft
80kg / 9'8ft
65kg / 9'2ft
70kg / 9'4ft
80kg / 9'6ft
65kg / 9'2ft
70kg / 9'2ft
80kg / 9'4ft
65kg / 9'4ft
70kg / 9'4ft
80kg / 9'6ft
65kg / 9'6ft
70kg / 9'8ft
80kg / 9'10ft
65kg / 9'4ft
70kg / 9'6ft
80kg / 9'10ft
公式サイト
スタッフ

ここがポイント👆
海で見かける上手いサーファーは力の抜けたリラックスしたパドルで、ゆっくりとボードの上に立ち、綺麗なシルエットで1本の波を楽しんでいないでしょうか?いつかああなりたいなぁと思っていても、現実にはがむしゃらに力いっぱいサーフィンしていませんか?
実はロングボードにおいて力いっぱい筋肉を使うことはマイナス効果なのです。浮力の乏しいボードに乗っているとどうしても力いっぱい漕いでしまい、その反動でボードがブレてしまい、むしろ抵抗が生まれてスムースにボードが進みません。上記のようなボードに乗ってしまえば、力を抜いてほんの少し腕を回すだけでボードの自重だけで勝手にスイスイ進んでいきます。 がむしゃらに腕を回すことはむしろマイナスで、実際にはリラックスした状態で少しのパドルを加えてあげる方がボードは安定し、波の力を最大限に受け止めてくれるのです。ボードが変わるだけで180度サーフィンが変わります。

関西の海でサーフボード以外に必要、便利なおすすめツール

必需品
便利グッズ

スタッフ

ロングボード専門ショップにて20年以上の販売歴を持ち、本場カリフォルニアのみならず世界のロングボード情勢に大変詳しく、海外の著名なサーファーたちとネットワークを築いている。
また数々のロングボード専門誌にサーフトリップやサーフカルチャーについての記事を寄稿し、日本のシングルフィンロングボードカルチャーを牽引している。
サーフボード購入者が後に後悔しないように、予算、要望を細かく聞き、最適なボードをすすめることをモットーにし多くのユーザーの信頼を得ている。

解説:シーコング