
(NOTES ON A LEGEND)
1945年、カリフォルニア州マンハッタンビーチでサーフィンを始めたデューイウェーバーは、すでに地元では有名なサーファーとして知られていたデイル ベルジーたちによって育てられ、主流派のサーファーの道を歩んでいくことになりました。

幼少期には全米ヨーヨーチャンピオン、学生時代にはレスリングのオリンピックチームに抜擢されるほど運動神経に長けていたデューイは、その小柄ながら引き締まった筋肉で覆われた体躯と鮮やかなブロンドヘア、そして華やかな性格とともに海の中、陸の上で絶大な影響力を持つに至り、時代の風雲児となって行きました。
1956年、初めて訪れたハワイのノースショアでは地元のサーファー達でさえ見たこともないような大波に挑み、巨匠のフィルマーとして知られるバドブラウンが撮影したデューイの姿は、1964年になって全米サーフィン協会の公式ウェアにつけられるパッチデザインとして採用されました。

1960年1月、カリフォルニア州ベニスビーチのリンカーンブルバードの4144番地に最初のお店をオープンした頃には、Slippery When Wet、Cat on a Hot Foam Board 、Walk on the Wet Side など、当時リリースされたほぼすべてのサーフィン映画に出演したほど圧倒的な人気を誇りました。
彼のライディングは当時の主流であったグライドよりもカービングターン、ノーズライディング、大きなカットバックやヘッドディップと言ったボードのデッキ面全体で歩き回る”ホットドギング スタイル”で、人々は彼のことを「Little Man on Wheels.(車輪のついた小さな男)」と新愛を込めて呼ぶようになりました。
PLANER(プレイナー)
モダンノーズライダーの決定版。パフォーマー同様のテイクオフとスタイリストのコントロールを兼ね備え、その上、その両方を上回るノーズライディングの性能があります。