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BRAND HISTORY - ブランドヒストリー

BMT(ブラウンマイクロウェイブテレビジョン)

1970年代、ショートボード革命が起ると、堅く、頑丈でカラフルに積層されたフィンと、かまぼこ型の分厚いレール、細身のアウトラインでギュッと絞られたピンテールのボードが一世を風靡しました。

1950年以来主流であったロングボードに比べ、ボードの長さが一気に短くなったことにより、それまでのサーフィンには無かった、きわどいセクションでのボトムからトップへのマニューバーとパワフルでホローな波でのチューブライディングが可能になり、ハイパフォーマンスサーフィンの幕開けとなりました。

アレックスノストにはいつも驚かされます。
彼のホームであるカリフォルニアはもちろんのこと、インドネシア、メキシコ、ハワイ、中米など世界屈指のタフな波で70年代スタイルの一風変わったシングルフィンをカジュアルに、そしてスタイリッシュに乗りこなしてしまうのです。

彼が愛用するそのボードこそ”Brown Microwave Television”のボードなのです。
※以下BMT(Brown Microwave Television)

B M Tは70年代の忘れ去られてしまったボードデザインをベースに、アレックスノストがハンドシェイプするカリフォルニア・ニューポートビーチ発のブランドです。

彼が作るボードは単なる当時のレプリカではなく、彼独自のサーフィンに対する哲学が注入された、モダンな70'sシングルフィンとして現代に蘇えったボードなのです。

この手のボードを自由自在に操るには少々技術が必用ですが、ボード本来の機能を導き出す乗り方をマスターすると、乗る者に荘厳な雰囲気を漂わせ、見る者に当時のレジェンドを思い起こさせる強烈な印象を与えます。

前述したとおりBMTのボードはひと昔前のボードをデザインのベースとしていますので、当然のことながら最新のボードと比較すると乗り方も異なります。

BMTのボードを楽しむためには当時の時代背景に対する理解が必要です。

なぜこのような形をしているのか? どうやって乗りこなすのか?など不思議に思うことも、当時のシーンを理解した上で乗りこむことで徐々にリンクしていくはずです。

想像してみてください。もしアレックスノストがあの時代に生きていたらどんなサーフィンをしていただろうかと。

サーフィンの黄金期にタイムスリップした気持ちで、そして、当時のサーファーの気持ちになってBMTの世界観を楽しみましょう。




アレックス・ノストが奏でるシングルフィンの世界をご堪能ください。








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